超薄型「iPhone 17 Air」登場予定も、反応は様子見?
この戦略変更の背景には、ここ数年続いているiPhone販売の停滞があります。Appleは販売の勢いを取り戻すべく、リリース時期を分散することでユーザーの関心を長期間維持する狙いがあるとみられています。
今年は販売強化の一環として、超薄型デザインの「iPhone 17 Air」が投入される予定です。ただし、関係者によればAppleのサプライヤーたちは、このモデルの売れ行きにあまり期待していないようです。実際、現在の生産体制では全体のたった10%程度しか占めておらず、慎重な姿勢が見られます。
段階的な発売、最初はiPhone 18シリーズから本格導入か
Appleは今後、秋には上位モデルを、春には標準・廉価モデルを発売する「二段階リリース」を定着させたい考えです。例えば2026年に予定されているiPhone 18シリーズでは、以下のようなスケジュールが検討されています。
● 秋(2026年9月)発売
iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max、iPhone 18 Air、折りたたみ式iPhone(初登場予定)
● 翌年春(2027年)発売
標準モデルのiPhone 18、そしてより手頃な価格の「iPhone 18e」
この流れにより、来年(2025年)には「iPhone 17e」などの廉価モデルが登場しない可能性があると推測されています。
インドで製造試験も。製造リスクの分散を狙う動き
2027年春に発売予定のiPhone 18とiPhone 18eについては、比較的シンプルな設計となる見込みです。Appleは中国依存の製造体制を見直す一環として、これらのモデルの試験的な生産をインドで始める計画があるとのこと。これは製造リスクの分散を目的とした取り組みの一部です。
iPhone 17 Airの動向次第で、計画の見直しも?
Appleのサプライヤー各社は、iPhone 17 Airが思ったように売れなかった場合に備えて、生産能力を他のモデルへ振り分ける準備を進めているようです。今後の需要動向によって、製造スケジュールやリリース戦略も柔軟に調整される可能性があるでしょう。
Reference from :Apple may transition to a staggered release schedule with iPhone 18 lineup: report