これまでのiPhoneの展開
初代からiPhone 5Sまでは、毎年1台の新モデルだけ。とても分かりやすい構成でした。
◉ 2モデル時代(2014〜2016)
iPhone 6シリーズから「無印+Plus」という2サイズ展開がスタート。
◉ 3モデル時代(2017〜2019)
iPhone Xの登場で「無印+Pro+大型Pro Max」体制に。
◉ 4モデル時代(2020〜)
iPhone 12以降は「mini/無印/Pro/Pro Max」と4本立て。
後にminiは消えてPlusへ。さらにPro Maxだけ望遠性能が違うなど、小さなズレも出始めました。
今年(2025年)の大きな変化
・iPhone 17
・iPhone 17 Pro
・iPhone 17 Pro Max
・新モデル:iPhone Air
Airは超薄型で注目の新フォームファクター。
ユーザーは「デザイン優先」か「性能優先」か、どちらを選ぶか迫られる構図になりました。
来年(2026年)の予想ラインナップ
・iPhone 18
・iPhone 18 Pro
・iPhone 18 Pro Max
・iPhone Air(小規模アップデート)
・iPhone Fold(折りたたみ)
技術的には4モデル展開ですが、Foldが加わることで実質「5モデル時代」に突入しそうです。
懸念される「断片化」
理想は、FoldがPro Max並みの性能を持つ“完全版”ですが、次の理由で妥協が入る可能性があります。
1, Airの前例
Appleは「薄型デザイン」と「最高性能」をあえて分けて投入済み。Foldも同じパターンになるかも。
2, コスト問題
折りたたみは製造コストが高く、カメラ性能などで妥協の可能性あり。
3, 重量の制約
Foldは構造上すでに重め。そこにPro Max級の大きなカメラモジュールを載せると、さらに重くなるリスク。
結果として、
⚫︎ デザイン性を求める人はAir
⚫︎ 大画面と新しさを求める人はFold
⚫︎ カメラ最重視ならPro Max
…という「三すくみ」状態になりそうです。
まとめ
来年のiPhoneはこれまでで最も複雑な選択を迫られる可能性があります。
「Airのデザインか、Foldの未来感か、Pro Maxの性能か」——あなたはどれを選びますか?