「スローチャージャー」とは?
最新のiPhoneでは、充電が遅いと自動的に「低速充電中(Slow Charger)」と表示されます。
多くの場合、その原因は次のどちらかです。
⚫︎ 出力が低い古い電源アダプタ(USB-Aタイプ)を使っている
⚫︎ ケーブルが古い、または急速充電非対応のものを使っている
iPhone 17などの最新モデルは、バッテリー容量が増えた分、旧世代の充電器ではパワー不足になりがちです。
有線で急速充電するには?
今使っている充電器がUSB-A(四角い差し込み口)なら、最大でも7.5Wほど。
多くの場合、たったの5W出力しかなく、フル充電まで3時間以上かかることもあります。
これを改善するには、
⚫︎ 30W以上対応のUSB-C充電器
⚫︎ USB-C to USB-Cケーブル(Power Delivery対応)
に買い替えましょう。
これで20〜30Wの高速充電が可能になり、30分で50%まで回復できます。
Apple純正の「ダイナミック充電器」が最も効率的とされていますが、AnkerやBelkinなどのPD対応USB-C充電器でも十分同じ結果が得られます。
ワイヤレス充電でも「Slow Charger」と出る場合
ワイヤレス充電器でも同じように“スローチャージャー”が表示されることがあります。
主な原因は、出力10W未満の古いQi充電器を使っているケース。
もし高速ワイヤレス充電をしたいなら、
⚫︎ MagSafe対応アクセサリ
⚫︎ Qi2規格の新モデル
を選びましょう。
最新iPhoneなら、最大25Wのワイヤレス充電が可能です。
たとえば、
⚫︎ Belkin MagSafe充電器:最大25W+AirPods同時充電対応
⚫︎ 汎用Qi2パッド:15W充電でコスパ重視の選択肢
結論:遅くても“問題なし”、でも速くしたいなら…
安心してください。
「スローチャージャー」と出ていても、安全上の問題はありません。
ただし、急ぎの時はやっぱりストレスですよね。
夜の寝ている間に充電するなら、3時間でも問題なし。
でも、日中にデスクやキッチンでサッと充電したいなら、PD対応の30Wクラス充電器にアップグレードする価値は大いにあります。