Appleが選んだのは「折りたたみ」方式
新たに伝えられたのは、外側の画面には「ダイナミックアイランド」は搭載されず、代わりにパンチホールカメラが採用される可能性、
そして、Face IDではなく「Touch ID搭載の電源ボタン」でロック解除するという説を裏付ける内容です。
そして、これまで不明だった2つの点が、徐々に明らかになってきました。
1, Appleは「縦折り」ではなく「横開き型(Fold)」を選ぶ
折りたたむと通常のiPhoneサイズになり、広げるとiPad mini並みの大画面に変化するスタイルが採用される見込みです。
2, Face IDかTouch IDか?
Appleは、これまでFace IDをディスプレイに埋め込む技術に取り組んでいると報じられていましたが、最新のレポートでは、Touch IDを側面の電源ボタンに内蔵する案がより有力とされています。
パンチホールカメラ&Touch ID電源ボタンが濃厚に?
著名なAppleアナリスト、ミンチー・クオ氏は先月のレポートで次のように述べています。
「ディスプレイが非常に薄いため、Face IDモジュールを組み込むスペースが足りず、第一世代iPhone Foldでは採用されない見込み。
その代わりに、iPad Airと同じく静電容量式のサイドボタンによるTouch IDが採用される可能性が高い。」
この情報が正しければ、AppleはiPhone FoldでDynamic Islandを採用せず、よりシンプルなパンチホールカメラへ切り替えることになります。
そして、これを裏付ける内容が、中国のSNS「Weibo」の情報をまとめたブログyeux1122から報告されています。
「Apple初の折りたたみ式デバイスの内外ディスプレイ仕様が明らかに。(@Weiboより)」
● 内側ディスプレイ:7.76インチ|2713×1920ピクセル
● 外側ディスプレイ:5.49インチ|2088×1422ピクセル
● デザインは「既存の折りたたみ式スマートフォンとほぼ同じパンチホール構造」
ここで言う「既存の折りたたみ式」とは、Samsung Galaxy Z Fold 6やGoogle Pixel Fold 9 ProなどのAndroid系端末を指しています。
iPhone Fold、少しずつ見えてきたAppleの選択肢
画面サイズや解像度の情報は、先日報じられたDigital Chat Stationのリークと一致しており、
Appleがすでに具体的なハードウェア設計を進めている可能性が高いことを示唆しています。
折りたたみ式というまったく新しい形態のiPhoneに、Appleがどのような技術とユーザー体験を詰め込んでくるのか、今後の続報が楽しみですね。
Reference from:New report backs iPhone Fold punch-hole camera with Touch ID power button