繊細な音の表現を可能にする大口径平面磁界ドライバー搭載の開放型ヘッドホン「FT1Pro」
エミライより、FIIO Electronics製の開放型ヘッドホン「FT1Pro」が登場。今回は、繊細な音の表現を可能にする、薄さわずか1μmのダイヤフラム。大口径平面磁界ドライバー搭載の開放型ヘッドホンである同製品についてご紹介する。
①パワフルな性能&軽量374gかつ快適な装着感を実現
同製品は、大型の平面磁界ドライバーを搭載しながらも、わずか374gという軽量化を実現。長時間の使用でも快適な装着感と優れた携帯性を両立している。またヘッドバンドは、ステンレス製のレールとボールベアリングを組み合わせた高精度な調整機構を採用。滑らかな動きとしっかりした操作感を実現しています。同クラスの製品と比較して、頭のサイズにより幅広く対応できるように12段階の調整幅を確保。頭部に触れる部分には通気性に優れたスエード素材を採用し、柔らかな装着感を実現した。なおイヤーパッドは耳が蒸れにくい通気性を持つ素材を使用する。
②独自開発した大口径平面磁界ドライバー
また、独自開発した95×86mmの大口径平面磁界ドライバーと薄さわずか1μmのダイヤフラムを搭載し、サファイアとアルミニウムのデュアルコーティング技術を施す二重構造により、繊細かつ豊かな音楽表現を可能にしたという。さらに20Ωの高感度設計と374gの軽量ボディ、12段階調整可能なヘッドバンドを採用することで、携帯性と使い勝手を両立させた開放型ヘッドホンとなっている。さらに、同社が新開発した均一磁場設計を採用。音の歪みを抑制するという。
仕様面では、再生周波数帯域が7~40kHz、インピーダンスが20Ω、感度が112dB/1Vrms、95dB/mW。このほか、直径0.51mmの銀メッキ無酸素銅線392本による撚線を使用した、3.5mmシングルエンド、4.4mmバランスのヘッドホンケーブルが付属する。長さは約1.5m。市場想定価格は35,750円前後。
製品情報
開放型ヘッドホン「FT1Pro」
[価格]市場想定価格は35,750円前後