Appleの新アプリが示すiOS 19のヒント
Appleは、iOS 7以来、iPhoneのUIデザインを大幅に変更していません。
過去12年間、徐々に改良を加えてきたものの、全体的な見た目や操作感は大きく変わっていませんでした。しかし、最近のAppleのアプリには、iOS 19のデザインを示唆するいくつかの特徴が見られます。
最近登場した主な新アプリ
● ジャーナル
● Appleスポーツ
● 画像遊び場
● Apple Invites
● iOS 18.4で追加予定のVision Pro関連アプリ
これらのアプリには、独自のデザイン要素が採用されていますが、共通点も多くあります。
特に注目すべき点は、iPhoneの伝統的なタブバーを使用していないことです。
タブバーはiOS 19で廃止される?
iPhoneのアプリデザインにおいて、画面下部のタブバーは長年の定番でした。
例えば、電話アプリや時計アプリのタブバーは初代iPhoneの頃からほぼ変わっていません。
しかし、最近のAppleのアプリでは、タブバーを使わないデザインが増えています。
● フォトアプリの大規模リニューアルでは、タブバーが撤廃され、1ページのスクロール型UIに変更
● ジャーナルやAppleスポーツ、Apple Invitesなども、タブバーの代わりに、メニューをヘッダー付近に隠すデザインを採用
この流れを見ると、iOS 19ではタブバーがあるアプリの多くが、新しいシングルページデザインに移行する可能性があります。
現在もタブバーが残っているアプリの例
● ホーム
● App Store
● ミュージック
● テレビ
● ブック
● ファイル
● ヘルスケア
● ニュース
● ショートカット
すべてのアプリからタブバーがなくなるとは考えにくいですが、iOS 19では多くのアプリがより直感的なデザインに変わるかもしれません。
Appleの新アプリデザインが示唆する次世代UI
Appleの新しいアプリには、もう一つ大きな共通点があります。
元9to5MacライターのParker Ortolani氏は、Apple SportsとApple Invitesのデザインについてこう指摘しています。
Apple SportsのUIは、iOS 18ではすでに場違いな感じがしました。出典:Apple Invites Screams That an iOS UI Overhaul is Coming | Parker Ortolani
カラフルな背景、浮遊するガラスのようなUI要素、拡大するボタン、レイヤー化されたデザイン。
これはまるで、VisionOSやwatchOSに近いデザイン言語のようです。
Apple Invitesはそれをさらに強調し、大きな美しいカード、半透明の背景、太字のボタンなどを採用しています。
これらは、iOS 19の方向性をはっきりと示しているように感じます。
これは、Bloombergの「iOS 19のデザインはvisionOSをベースにしている」というレポートとも一致します。
つまり、iOS 19では、透明感のあるレイヤー構造や、浮遊するUI要素が多くなる可能性が高いのです。
iOS 19のデザイン刷新:まとめ
iPhoneは発売から約20年が経過しましたが、iOSの大幅なデザイン変更はiOS 7以来行われていません。
Appleは今回、大きなリスクを伴いながらも、iPhoneの次世代デザインを確立しようとしているようです。
● iOS 19ではタブバーを廃止し、シングルページデザインへ移行する可能性
● visionOSを基にした、浮遊感のあるレイヤーデザインが採用されるかも
● Appleの新しいアプリが、次世代UIのヒントを示している
● 今年秋に登場するiPhone 17 AirやiPhone 17 Ultraと相性の良いデザインに?
Appleはこの変化によって、iPhoneの操作性を次のレベルに引き上げるつもりかもしれません。
あなたはiOS 19の新デザインに何を期待しますか?
Reference from :Apple has been hinting at iOS 19’s new design, here’s what the clues say
Apple is reportedly preparing a big new design for iOS 19, and by looking at its recent apps and updates, we get hints as to what’s coming.